全国コミュニティシネマ会議2010 in 山口

今年は山口の「山口情報芸術センター」で「全国コミュニティシネマ会議」が開催された。
http://www.ycam.jp/

今回、私は「シネマ・シンジケート」の分科会で一応、なにがしかの役目を仰せつかって、山口まで行ってきたのですが、たいした役割も果たせず、反省ばかりでした。

シンジケート分科会では、
「興行とは?」「映画館と配給会社は運命共同体か?」そして「シンジケートとは?」という3つのお題について、話し合うことになりました。
とはいえ、基本的には大分の「シネマ5」の田井肇館主のやり方を教えてもらう、というスタンスの「教えて田井さん!」にしました。

田井さんと伊勢の進富座の水野さんは私が尊敬する映画館主さんです。最近はそこに浜松のシネマイーラの榎本館主が加わりました。
お3方に共通するのは、「興行主」であること。
私は水野さんに「土肥さんは興行主じゃないんだね」と言われてしまったぐらい、まったく興行たるものをわかってなかったし、そっちを向いてなかった、という気がする。
そうしたいのか、したくないのか。
というより、したいとかしたくないなんていってる猶予はあるのか、とか。

12年も映画館やってきて、なにをいまさら、ですが。
よくよく考えてみようと思います。