2008-01-01から1年間の記事一覧

貧困から戦場へ

『アメリカばんざい crazy as usual』息子を持つ(11歳)者としては、他人事ではない映画です。 日本がアメリカに引っ張られるように戦争ができる国になり、 子供たちが戦場に行かされる。 この映画を見ると、いかに貧困がまっすぐに青年たちを戦場に送り込…

今晩はものすごい風だ。 夕方から生暖かい風が吹いていて、庭師が掃いても掃いても落ちてくる枯葉を黙々とまた掃いていたけど。 今、窓をあけて外を見てみた。 やはり風は生暖かく、家の周りの大きな木がゆさゆさと揺れていた。 やっととりかかった窓拭き。…

池田香代子さんにお会いできる!

『夜と霧』『ソフィーの世界』『エーミールと探偵たち』などの翻訳家であり、 『世界がもし100人の村だったら』の再話者であり、 世界平和アピール七人委員会のひとりでもある、池田香代子さんをシネモンドにお招きします!『アメリカばんざい』の藤本監…

ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢

2月14日からシネモンドで上映する。 http://www.broadway-movie.jp/文化村ルシネマに見に行った。 16年ぶりにブロードウェイで再演される「コーラスライン」のオーディションをその舞台裏に入り込んで撮影したドキュメンタリー。 「コーラスライン」がす…

ワイエス展

アンドリュー・ワイエス展を見てきた。 http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_wyeth/index.html だいぶ前に同じ文化村のミュージアムでワイエス展を見たことがあるけど、今回は完成した絵とそこに至るスケッチなどがたくさんあって、どのように画家…

『遭難フリーター』『ゼラチン・シルバー・ラブ』

『遭難フリーター』 http://www.geocities.jp/sounan_freeter/top.html これが今の日本の現状なんだろうと思いながらも、いろんな思いが胸を渦巻く。苛立ちを覚える自分の本当の胸のうちをちゃんと突き詰めないといけないかなぁ。 『ゼラチンシルバーLOVE』 …

ピカソ展

先日、六本木の国立新美術館に『巨匠ピカソ展』を見に行った。 http://www.asahi.com/picasso/ 14日までの開催だったので、平日でも人でごった返していた。大人にまじって小学生ぐらいの子供もちらほらいた。 小さい頃、うちにあったいろんな画集をみたこ…

黒沢清監督@シネモンド!

6日に黒沢清監督の「トウキョウソナタ」初日トークイベントが満席の盛況のうちに終りました。 小松から金沢までが霰(あられ)、そして金沢についたらぴたっとやみ、また真っ白になるほどの霰と風と雨! そして吹雪。 大荒れの北陸らしい天候の中、大勢のお…

ハンマースホイ

ハンマースホイの展覧会に先日行ってきた。 http://www.shizukanaheya.com/上野の国立西洋美術館で、7日までの開催、ぎりぎり間に合った。 上野は大きな銀杏がたくさん、見事に色づいていて、素晴らしかった。ハンマースホイ、初めて聞く名前だった。 ホイと…

東京フィルメックス、最終回

11月30日(日) ついにフィルメックスも最終日。 さすがに連日の疲れが出てくる。 朝一番の作品をパス。 昼過ぎからの『クラウド9』から。『クラウド9』 ドイツ映画、カンヌ映画祭で「ある視点」部門<一目惚れ賞>受賞。 老人の性愛を描いている。これま…

東京フィルメックス、その4

●11月29日(土) まずは朝日ホールの下、スクエアで行われていたトークイベント「映画の未来へ」を聞きにいく。 http://filmex.net/mt/dailynews_2008/2008/11/post_15.html目下、私が一番興味のある「こども映画教室」がテーマ。 金沢でも特別講師に来てもら…

東京フィルメックスだより、その3 レオン・カーコフさん

11月28日(金) この日は“サンパウロ映画祭”のディレクター、レオン・カーコフさんにインタビューをした。 シネミライに載る予定。 先日時間切れで、その補足として。 彼が映画祭をやっているうちに、配給や興行を始めていることに興味があった。 映画祭をい…

シネミライ

シネマ・シンジケートのウェブマガジンです。12月中旬にもう少し見やすくなって再アップする予定だそうです。 http://www.cinemirai.com/cinemirai/index.phpキアロスタミ監督のインタビューも載っています!! http://www.cinemirai.com/cinemirai/entrie…

東京フィルメックスだより、その2

11月27日木曜 今日は午後から。それもインタビュー。シネマ・シンジケートのウェブ・マガジン「シネミライ」http://www.cinemirai.com/cinemirai/index.php に載せる。高崎俊夫さんのインタビューに同行させてもらう。インタビューの相手は『サンパウロ…

東京フィルメックスだより、その1

とにかく映画漬けの幸せな日々。 記録だけでも。http://www.filmex.net/11・22 初日 『マクナイーマ』 今年の特集、ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督の代表作、だそうだ。ヘン!!! ヘンだけど面白い! 睡魔と戦いながら観たけど、面白かった…

『ご縁玉 パリから大分へ』

http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=174 11月19日にドキュメンタリー作品 『ご縁玉 パリから大分へ』を見た。人と人が出会って、その出会いを大事にしたからこそ、次の出会いがまたあって、ということを感じさせてくれる、じん、と胸にくる映画…

茂木さん

15日、高崎映画祭の、シネマテークたかさきの茂木さんが亡くなった。61歳だった。朝日の訃報欄にも載っていました。http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000811160003(記事の最後の 「全国コミュニティシネマ支援センター副代表」というの…

出会い、仕事

人との出会いって不思議だなぁ。 キアロスタミの『友だちのうちはどこ?』の助監督が、キアロスタミの演出術、撮影現場の様子を書いた本「そして映画はつづく」を晶文社から出した(私は翻訳、編集を担当)のが94年だったか。先日、萩生田監督(『コドモの…

メリーゴーランドのひげのおっさん!

「あそびじゅつin伊勢2008」のところでかいた、四日市にある子どもの本専門店『メリーゴーランド』の店主、ひげのおっさんが、我が家に遊びに来てくれました! http://www.merry-go-round.co.jp/東京にお仕事でいらっしゃったので、会おうよ、ということ…

『コドモのコドモ』萩生田監督シネモンド来館!

11月9日、シネモンドで『コドモのコドモ』の先行上映会と、萩生田監督の質疑応答がありました。2週連続で週末、金沢に行ってきました。 http://kodomonokodomo.jp/ 質疑応答で、お客様からの感想に 「まるごと、生まれてくる命を肯定している映画で、胸…

キアロスタミ来日

世界の巨匠である。 アッバス・キアロスタミ監督。 でも私たちにとってはいつだって「キアちゃん」である。最初に来日したのが、1992年だから、もう16年の付き合いになる! ユーロスペース時代、何よりも夢中になり、もっとも幸せだった日々は、キアロ…

ついに!阪本監督シネモンド来館!!!

「闇の子供たち」のキャンペーンで阪本順治監督が初めてシネモンドに来てくださいました!これまで「顔」「KT」と上映していながら、一度も招聘が実現していなかったので、やっと!です。前日入りしてもらって、新聞、テレビと取材に駆け回っていただきまし…

伊勢でまなんだこと

こうやって後追いで書いていると、ちっとも進まない。 えいやっととばすか。 だって、伊勢の後、キアロスタミが来日して、それも楽しかったし、発見いろいろだし、今は東京国際映画祭で、今日なんて「パレスチナ・デイ」だったし。伊勢で思ったこと。 ●どうや…

こどもの時間 おとなの時間

「あそびじゅつin伊勢2008」1日目、10月11日この「あそびじゅつ」はこどもたちとあそぶのがメインなのだが、遠方から来る子どももいて、親子参加も少なくないらしい。 そこで、親を子どもから引き離す?! ために、子どもは子供向けのメニュー、大…

あそびじゅつin伊勢2008 その2

●よろず劇場とんがらし:なりたりょうじさんによる、人形劇、腹話術。 これは、本当に頬の筋肉がつってしまうかと思うぐらい大笑いしました。 楽しかったよー。 演目は「へびになりたくなかったへび」「てぶくろを買いに」「あかずきんちゃん」 どれもひねり…

あそびじゅつin伊勢2008 その1

映画に出演する子どもたちが「どうぶつ」に変身しているところ10月11,12,13の連休、子どもと旦那を東京に残して、いざ伊勢へ! 「こども映画教室」をやって4年。 あちこちで行われる、こどもと映画のワークショップ。どこかで映画教室をやってい…