「息もできない」に駆けつけて!

もうすでに東京では公開されている映画のご紹介をさせてください。
(ああ、ぐずぐずしてたから、もう2回も週末がおわっちまった!!
あ、でも4月1日は映画の日だから、木曜日に見られる人は、1日に!)

いつもながら、感激して、勝手に応援しているのですが、
現在、シネマライズ渋谷で上映されている
『息もできない』
http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/
(HPにアクセスして、割引クーポン、ゲットしてください)



これが、凄いんです!!
お正月に試写でみたときに
「今年のベストワン!」と思いました。
世界にはまだこんな監督がいたんだ!
という希望でいっぱいになるような映画でした。

「魂」で撮った映画っていうのは、心をわしづかみにするものなんだって、
映画にすれた私が、歯をくいしばって涙をこらえても嗚咽してしまいそうになり
ました。
決してお涙頂戴映画じゃないんです。
この映画を撮らないと、この先、生きていけなかった、という監督の「叫び」です。
どうか、ぜひ、この叫びを体験してください。
シネマライズ(渋谷スペイン坂上、パルコパート3前)に足をお運びください。

10:55/13:35/16:15/19:00

シネモンドでは、5月29日からの公開が決定しています!!!
金沢のかた、もう少しお待ちください!!


ひさしぶりに、「魂」からの映画をみた。すばらしかった。
加瀬亮(俳優)

家庭から社会からもはじき出され、行きはぐれた男と少女が出会う。怒りの中
に、やさしさを求めるヤン・イクチュンのデビュー作は、鮮烈な刻印を焼きつけ
る。
秦早穂子(映画評論家)

暴力という形で身体に直接訴えることしかできない家族の愛情表現は、
もどかしく、切なく、互いを傷つけ、切断し、孤独な世界をさまようことになる。
幸せとは死をもいとわないものだろう。
 梁石日(作家)

強烈なリアル感だ!ヌーベルバーグの時代にゴダールの『勝手にしやがれ』が現
れた衝撃と同じだろう。都会の片隅に生きる家族、そこにある暴力の影に見え隠
れする善良な心が心を打つ。
 侯孝賢(映画監督『悲情城市』)

この10年で最高の作品!主人公サンフンは『理由なき反抗』のジェームス・
ディーン、『波止場』のマーロン・ブランドを思わせる。
アミール・ナデリ(映画監督『駆ける少年』)

すべての役者が素晴らしい!刺激的だ!
 ポン・ジュノ(映画監督『母なる証明』)

インディペンデント映画の伝説的存在、ジョン・カサヴェテス監督が成し遂げた
ように、エネルギー漲る登場人物たちの感情を間近で、注意深く観察しながら追
いかけ、観客を釘付けにする!
イ・サンヨン(プサン国際映画祭プログラマー