カネフスキー!!!

あの
傑作
『動くな、死ね、甦れ!」がスクリーンで見られる!
http://www.espace-sarou.co.jp/kanevski/top.html

ユーロで働いていたころの作品。
胸がひりひりと痛むような、傑作。
予告編を今、見ただけでも涙が出てしまう。
金沢ではかならず、シネモンドで上映しますから、待っててください。
そして、東京の人は、昼の興行は20日までです!
ユーロスペースに駆けつけてください!

トリュフォー「大人は判ってくれない」、エリセの「ミツバチのささやき」、キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」にならぶ、宝物みたいな映画です。

映画の奇跡、再び―

“天性の才”をもつヴィターリー・カネフスキー
世界中の映画ファンに与えた衝撃が鮮烈に甦る

長編2作目『動くな、死ね、甦れ!』で54歳にしてカンヌ映画祭カメラ・ドール、その続編もカンヌで審査員賞受賞、更に主演二人のその後をカメラに収め世界中の映画人を驚嘆させたヴィターリー・カネフスキー。今や、伝説と化した彼の傑作たちが15年ぶりにスクリーンに甦る!!

■上映作品
『動くな、死ね、甦れ!』
1989年/ソビエト/モノクロ/109分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ
大人は判ってくれない』『小さな恋のメロディ』を超える傑作。
第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した炭鉱町に生きる少年ワレルカと少女ガリーヤは共に12歳。スケートの盗難事件、学校のトイレにばら捲いたイースト菌事件、機関車の転覆などワレルカの引き起こす無邪気な悪戯は、母親への反発と相まって次第にエスカレートしていく。そんな彼の前に守護天使のように現れては、危機を救ってくれるガリーヤ。二人に芽生えた淡い想いは次第に呼応していくが、やがて運命はとんでもない方向へ転じていく―。自身の少年時代の記憶を映画化した衝撃作!
1990年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)受賞
1990年フランダース映画祭グランプリ

『ひとりで生きる』
1991年/フランス・ロシア合作/カラー/97分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ
『動くな…』から2年後、奇跡の続編
15 歳のワレルカは子ども時代に別れを告げようとしていたが、大人たちの世界はより悲劇的な様相を呈していた。唯一ガリーヤの妹ワーリャだけが心の拠り所だったワレルカは学校を退学になると、ひとり町を出る。残されたワーリャは手紙を送り続けるが…大人へと成長していく少年少女の鮮烈な感情がスクリーンで開花!

『ぼくら、20世紀の子供たち』
1993年/フランス・ロシア合作/カラー/84分
出演:パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ
“崩壊後”を生きるストリートチルドレンのドキュメント
カネフスキーは路上で生活する子供たちにカメラを向け、彼らの生活について訊ねていく。「家族は?」「どうやって稼ぐの?」「好きな歌は?」。やがて思わぬところでワレルカの面影を残したパーヴェルの姿を捉える。そして少女役ディナーラの登場。全く異なる人生を歩み成長した二人の再会が、21世紀を生きる子供たちへの微かな希望のように輝きを放つ。


『動くな、死ね、甦れ!』は、かけねなしの傑作であり
これを見逃すことは生涯の損失につながるだろう
蓮實重彦(映画評論家)

【入場料金】
一般1500円/大学・専門学校生1300円/会員・シニア1100円/高校生800円/中学生以下500円
タイムテーブル
劇場:ユーロスペース
期間:2009/11/07-2009/12/04

上映時間:12:20/14:40/16:50/18:50 *各回の上映作品は下記参照

上映時間:21:10→ *上映スケジュールは下記参照

11月7日(土)〜20日(金)
12:20『動くな、死ね、甦れ!』/14:40『ひとりで生きる』/16:50『ぼくら、20世紀の子供たち』/18:50『動くな、死ね、甦れ!』
11月21日(土)〜25日(水)、12月2日(水)〜4日(金)21:10『動くな、死ね、甦れ!』
11月26日(木)〜11月29日(日)21:10『ひとりで生きる』
11月30日(月)〜12月1日(火)21:10『ぼくら、20世紀の子供たち』